12月11日 営業担当者の雑記

先日来年中に世界のブラウン管テレビの製造が中止されると報じられていました。現在日本のシャープがフィリピンで、他インドの地場会社2社が生産しているだけで、これらが来年には終わってしまうと言う事のようです。今は薄い液晶テレビでこれが当たり前のようになっていますが一昔前はブラウン管全盛の時代でした。1940年代後半からアメリカで作られ始めたとの事ですが、私の記憶ではそれから10年後くらいに一部のお金持ちの家にテレビが据え付けられ子供たちは塀によじ登り一列に並んで開け放された窓から見ていました。そのうち電気機器に詳しい近所のおじさんがテレビを組み立てましたので毎週金曜日8時になるとおやじとプロレスを見に行っていました。流血をみておばあさんが亡くなったといった事件もありました。思えば私は物心ついたころからブラウン管テレビのお世話になっていました。その生産中止にあたりここに謹んでお悔やみ申し上げます。