10月20日 フェード現象
先日富士山の須走口5合目付近から下る途中のバスが横転し乗客乗務員一人が死亡、26人が重軽傷を負うという事故がありました。運転手の証言では「ブレーキが利かなくなった」ということでしたがその後の調べでフットブレーキの多用でタイヤ内部が過熱して利きが悪くなる「フェード現象」が原因との見方が強まっているようです。確かに自動車学校では坂道でフットブレーキを多用すると非常に危険だということは習った記憶がありますし実際山道での走行にはエンジンブレーキを使っています。聞くと妻は操作方法を全く分かっていませんでした。長距離のドライバーは私なので問題はないのですが。車種によって違うのでしょうがオートマはどの位置にギヤを入れればいいのか予め練習しておかないと分かり辛いかもしれません。大型車には特有の補助ブレーキもあるが使い慣れていなかったようです。大勢の客を乗せて走るのですから念には念を入れた研修が必要です。