6月29日 ピーター・J・マクミラン

この方翻訳家とのことで国際協力機構の文化担当講師として東欧、ジョージアなどで万葉集、百人一首、芭蕉などについて講義をしたりNHKワールドJAPANの番組「Magical Japanese」にレギュラー出演し日本語を通して日本文化を案内しているとのこと(日経:人間発見)ですが私は全く知りません。ただ撮影にも使っている京都の家は、フェイスブックに載った憧れの小倉山の古民家に惹かれ新幹線に飛び乗り即決。明治時代の日本建築で小さな庭や竹林もあり、西行井戸が残っており藤原定家の時雨亭が周辺にあり芭蕉の京都滞在中の住まい落柿舎もあるんだとか。自宅で仕事をしているとピタピタという音で雨かなと思ったら竹の葉からしずくが落ちる音だった。この時期竹は落葉し緑色の葉が芽吹く。竹が新しい生命の喜びを感じ、涙していると想像し「竹の涙となずけた由。これが彼のオリジナル原稿としたら今時滅多に目にしない日本の香りが一杯。