4月26日 営業担当者の雑記

今朝の日経に旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所事故発生から今日で30年を迎えるとありました。原発の半径30キロ以内は今でも立ち入り禁止だが一部住民は故郷に戻って暮らしているとの事。現地に入った記者に依ると爆発した部分をコンクリートなどで塞いだ「石棺」の耐用年数は30年でその壁はいつ崩れてもおかしくないほど傷んで見えたと書いてありますが私は当時の事をまだはっきり覚えています。それは「TIME」に載った放射線の影響に依る動物たちの異形が次から次に出ているとても正視できない写真です。故郷に戻った人達の中にも甲状腺の異常が見られるようです。国際原子力事象評価尺度では福島第一原発事故と同じもっとも深刻な「レベル7」に分類されるこの事故も最近の調査では大分風化されているようです。まだ容融燃料の取りだしなどを含む廃炉の完了時期は見通せていないのに。そしてその隣に「放射線測定器使わず 18道府県 国支援で購入の8割」という記事がありました。