8月8日 営業担当者の雑記

つい2週間ほど前セミの抜け殻を発見したのですが今朝は通勤途上の路に死骸が転がっているのを見つけました。地上に出てきた僅かの期間で子孫を残し短い一生を終えたセミ。そしてその横の森では相変わらずミンミンゼミが夏を謳歌しています。今年は7月初旬に南房総で「ヒメハルゼミ」の大合唱に初めて出会え何となくセミの鳴き声が気になっていました。ヨーロッパではセミの鳴き声を聞くことはないと誰かの本で読んだことがありますがセミはもしかしたら東南アジアのそして日本の気候風土と密接に繋がっているのかもしれません。7日が立秋だったようですが暑さは真っ盛りでまだこれから一月は続くのでしょう。俳人でも歌人でもない私は立秋が来たからと言って殊更季節の走りを探す気はないのですがそれでも時々雲の流れが少し違ってきたのを感じることもあります。俳句の季語は随分今の季節感とは異なっていますので徒にこんな言葉を引くと違和感がありますがそれでもどこかに何となく秋の気配がありそうです。