7月25日 営業担当者の雑記

庭のそこここ、街路樹のサルスベリが花を付けています。私の守備範囲で一番この木が多いのは二十世紀ガ丘の街路樹ですがここはまだほんの少しだけ。サルスベリは樹高が1m位の小さな木でも花を付けます。色も白、紫、赤、エンジなどどれも夏の空に映えるものばかりです。鎌倉極楽寺のサルスベリは樹高4m位あるでしょか、大きく枝を張り緑の中に見事な花が顔をだします。少し離れてみるのが丁度良くあんなに大きなサルスベリは知りません。漢字で「百日紅」と書くように見ごろが長く夏の花の代表選手ではないでしょうか。色と言い姿と言い夏の暑さに向かい疲れ知らずの青年のようでもあり葉を茂らせ木陰を作るのは頼りになる叔父さんのような気もします。「百日紅ごこごく水を呑むばかり:波郷」「百日紅涼しき木かげつくりけり:淡路女」人に依ってまるで印象が異なる句があります。この暑さどこまで続くのか底なしですがサルスベリに元気を貰いましょう。

8月7日 営業担当者の雑記

今朝もう長くお付き合い頂いているお客様で集金、商談を終わり道路に止めてあった車に戻るとワイパーにサルスベリの小枝が引っ掛かっています。まるでよく車検などの案内チラシのようにきれいに挟まっています。ここ二十世紀美野里町、昔のJRの官舎前の道には数kmに亘ってサルスベリが植わっています。色は薄い赤紫一色ですが今真っ盛りです。サルスベリは若い木でも花が付きますので樹齢は分かりませんがでもそんなに年には見えません。一直線の道の端から見ると両側がサルスベリで一杯です。街路樹にはよくつかわれていますのでこの花きっと強いのでしょうがそれにしても毎年時期を忘れずに目を楽しませてくれます。余程強く挟まっているのか一日中走り回った車の前にはまだ花が乗っていました。何か得をした気分の一日でした。

7月22日 営業担当者の雑記

今日も朝からいい天気です。梅雨が明けたら即真夏日の連続。この時期真っ青な空に「サルスベリ」が似あいます。今日は松戸市二十世紀方面を車で走ったのですが道の両側に薄紫色やピンクのサルスベリが満開です。小さな花が沢山枝につきその塊を遠くから見るととても華やかです。賑やかというかとにかく派手です。漢字では「百日紅」と書くようにこの花は夏中ずっと咲き続けています。「百日紅きのうのことは存じませぬ:新田美智子」よくいったものです。暑い盛り昼の日中でもまったく我関せず咲いています。早く涼しくなれとか水が欲しいとかそんな日常的な感情を飛び越えてひたすら咲いています。まさに夏の象徴です。同じ夏の花でも夾竹桃は少し日差しを遮ったり緑が多く少しばかりの安らぎを演出しますがサルスベリにはそんな気配はまるでありません。このとんがり方やよし。