12月19日 営業担当者の雑記
今朝の新聞で米国とキューバが1961年以来断絶していた国交の正常化に乗り出したと出ています。1959年にカストロに依る社会主義革命が起き国交断絶61年には当時のソ連がキューバ国内にミサイルを配備したことを米国が発見、キューバー行きの船を米国が臨検。1962年10月27日海上封鎖をしていた米国は核爆弾を搭載していたソ連軍潜水艦に爆雷投下。危うく原爆のスイッチが押されるところを潜水艦隊参謀の強い反対に依り思いとどまった。全面核戦争が何とか回避された所謂「黒い土曜日」。何回も映画にもなったこの冷戦時期最大の世界破滅の危機。結局当時のケネディー大統領の要求を受け入れたソ連首相フルシチョフがキューバからミサイルを撤退させた。翌63年11月22日ケネディー大統領、現駐日大使のお父さんが暗殺された。あれから半世紀ようやく歴史的な政策転換が合意された。いろんな見方をする知識人がいますが庶民感覚では素直によかったという印象です。