6月22日 アガパンサス

ぼちぼちアジサイの旬が終わろうとしています。昨今は以前には見られなかった白、ピンクなど鮮やかな色が沢山出てきましたがやはり梅雨時に合うのは「青」です。ところで「青」といえば最近あちこちの庭でアガパンサスをみます。南アフリカ原産というこの花、背丈は1m程で分厚い葉が下の方にありそこからすーと伸びた茎の頂上に小さなユリ状の花が放射状に咲きます。色の種類はいくつかあるようですがよく見かけるのは紫っぽい青か薄い青です。その形から英名をアフリカンリリーというようですが名の通り花は上品で立ち姿は柳腰の女人でもいうのでしょうか全体がとてもすっきりとしています。アジサイとはまた違った魅力的な梅雨の花です。物の本によると丈夫で育てるのに手間がかからないのだそうで家の近所でもアガパンサスが4,5本咲いている庭が数軒ありますし最近では公園や植栽にも多く使われていますので気を付けているとあちこちで見られます。

6月19日 アガパンサス

今日も雨の中を営業に出かけたのですが、車に乗っていると時々よそ様の庭に咲く花が気になります。今日はアガパンサスが4,5本咲いているのを発見しました。私が最初にこの花を見たのは千葉公園に大賀ハスを見に行った帰りのことです。なにしろずいぶん変わった花で1m近くに伸びたまっすぐな茎の頭に小さなユリのような花が放射状についています。大概紫か白です。花の付き方も結構ユニークですがとにかく葉が全くありません。ヒガンバナと同じ分類のようで先に葉がしっかり茂りそれを全部落としてから茎の頭部分に花くところはヒガンバナと同じです。すくっと立ち上がる優雅な姿勢と落ち着いた花の色からなのでしょうか西洋では「愛の花」とされているんだとか。栽培に手がかからなく病害にも強い花とのことで最近公園や植栽あるいは家の玄関口などにも植わっているのを見かけます。梅雨の時期にしっとりした風情がありますので是非お楽しみください。

6月30日 営業担当者の雑記

6月最終日、このところ毎日空がすっきりしません。新聞屋さんはこの時期が集金ということで気合が入っています。ところで数年前千葉公園に「大賀ハス」を見に行った時公園内に1m位の茎がすっと伸び下の方に葉が付いている紫色のちょっと変わった花をみつけそれが「アガパンサス」であることを知ったのですが、最近車で走っていると庭や少しの空き地にこの花を時々見ます。南アフリカ原産のヒガンバナ科とのことで確かに花の雰囲気は似ている気がします。ただ色がこの時期にぴったりの紫です。南アフリカは確か地中海性気候なので梅雨はなかったように記憶していますが日本の梅雨の代表選手つゆ草のような色で雨がとても似あう花と勝手に思っています。大きさも咲き方もまるで違うのですがアガパンサスはすくっと伸びた茎の上を飾る花がとても目立ちうっとうしい気持ちが少し和む感じです。