7月25日 営業担当者の雑記

今朝家の近所で「ほおずき」を見つけました。時期的には何の不思議もないのですが今まであることにまったく気づきませんでした。大人になって浅草の「ほおずき市」などといって夏の風物詩であることを知りましたが子供のころは非常に近しい花(実)でした。今時分になると中の実を覆う提灯状のカバーがオレンジ色に染まり枝にポツポツとぶら下がっています。勿論それを鑑賞して喜ぶといった風流などはなくもう少し経ちお盆頃になると外のカバーをめくり中の実を手で捏ねます。優しく何回もこねると堅かった実が段々柔らかくなってきたらそっとその実を芯から押し出します。中が空洞になったほおずきの実を口にほおばり穴のあいた所に空気を吹き込むといい音が出ます。こんな遊び方をしていました。私の育った地方ではお盆の御供えには必ずほおずきが供えられていましたが関東ではどうなのでしょうか。

8月3日 営業担当者の雑記

今朝家のすぐそばで「ほおずき」を見ました。多分ずっと以前から咲いていたのに他の植物に囲まれ気がつかなかったのだと思います。関東では7月にある浅草寺46000日の「ほおずき市」が有名ですが私の小さい頃は結構あちこちに咲いており、実を口に入れクチュクチュすると柔らかくなり中の実を取りだし皮だけにして口の中で転がして遊んでいました。また北九州は多分8月にお盆をしていたと思いますがその時に必ずほおずきが枝に付いたまま仏前に供えられました。漢字では「鬼灯」と書くのですからご先祖様が家までくる道明かりということなのでしょう。ぶどう、モモ、うりといった季節の果物と一緒に仏壇に供えたのを覚えています。ただきゅうり、なすで車を形作って飾るのは多分なかったと思います。信心深い女房殿(?)が毎年お迎え、送り火をするので子供達もきっとそのやり方を引き継ぐのだろうと思います。