12月7日 はやぶさ2
コロナ、コロナで社会がなんだか窮屈になりいい話もあまり聞かなくなった今。昨日の未明はやぶさ2が6年間に及ぶ宇宙の旅を経て「小惑星りゅうぐう」のかけらが入ったカプセルを地球に投下しオーストラリアで無事回収されたとの報道がありました。プロジェクト責任者は「完璧だった」と。前回のはやぶさ1号が何回もトラブルに見舞われた末それでもよれよれになって地球に帰ってきたが今回「初代はやぶさの借りを返した」とも。あまりに途方もないことで宇宙のこともプロジェクトのち密さもまるで分っていないド素人からすればただただ「信じられない」としか言いようがありません。何億kmとか遠隔操作で地球の反対側の針に糸を通すようなものだといった比喩でも実感がわきません。事ここに至るまで何回も事故を想定しその対策を考えてきたからこその言葉にはもう称賛しかありません。さてこの玉手箱の中からどんな宇宙の神秘が出てくるのかワクワクします。