12月7日 はやぶさ2

コロナ、コロナで社会がなんだか窮屈になりいい話もあまり聞かなくなった今。昨日の未明はやぶさ2が6年間に及ぶ宇宙の旅を経て「小惑星りゅうぐう」のかけらが入ったカプセルを地球に投下しオーストラリアで無事回収されたとの報道がありました。プロジェクト責任者は「完璧だった」と。前回のはやぶさ1号が何回もトラブルに見舞われた末それでもよれよれになって地球に帰ってきたが今回「初代はやぶさの借りを返した」とも。あまりに途方もないことで宇宙のこともプロジェクトのち密さもまるで分っていないド素人からすればただただ「信じられない」としか言いようがありません。何億kmとか遠隔操作で地球の反対側の針に糸を通すようなものだといった比喩でも実感がわきません。事ここに至るまで何回も事故を想定しその対策を考えてきたからこその言葉にはもう称賛しかありません。さてこの玉手箱の中からどんな宇宙の神秘が出てくるのかワクワクします。

12月4日 営業担当者の雑記

二度の延期の後、3日の昼過ぎに小惑星探査機「はやぶさ2」などを搭載した国産主力ロケット「H2A」が種子島宇宙センターから打ち上げられ約1時間47分後、はやぶさ2を予定の軌道に乗せることに成功した。「はやぶさ2」は6年かけて小惑星と地球を往復する52億キロの旅に出た。小惑星で岩石や砂などを採取し地球に持ち帰る予定。岩石などには有機物や水が含まれているかもしれず生命起源の解明につながると期待されている。素人の私にはその科学技術に「信じられない」と思うばかりですが、JAXAの国中プロジェクトマネージャーも小舟で宇宙の大海原にでるようなものとおっしゃる。前回の「はやぶさ」がそれこそ命からがら地球に生還したがその時の経験から数多くの改良、新たな装置の開発など「JAXA」の総力を挙げたこの事業、予定通り2018年には目的地に到着し2020年の末に帰還出来るようにお祈りします。