3月22日 なごり雪

午前中の雨が午後から雪になりました。3月後半の雪。かつては無かった言葉「なごり雪」が1975年正やん(伊勢正三)によって生まれました。「♪季節外れの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねとさみそうに君はつぶやく、、」いるかのカバーで大ヒットしたフォークソング。故郷に帰る彼女を見送りに来ているボクに「東京で見る最後の雪」と彼女は言います。なんともロマンティックなそして歌いながら涙がにじんだ青春のうた。かつてはそう感じたのですが今日の雪はただ寒い。昨日までは初夏の陽気だったのでその気温差は15度近くなのではないでしょうか。天気予報で寒さを強調していましたので家を出るときには一度しまったコート、マフラー、手袋を準備してきましたが雪が降り始めたころはヒータで暖かくなった車に乗っていたので外の寒さは堪えました。さすがにこれが最後の「なごりの雪」だと思います。折角の開花宣言もいささか肩透かし?

4月9日 営業担当者の雑記

昨日は北関東だけでなく東京近郊あるいは都内でも雪が散らついたと報じていました。この時期にと驚きですが「終雪またの名をなごり雪」だと伝えていました。初雪はニュースで大きく取り上げられますが終雪という言葉は初めて聞きました。「雪見桜」とも言うそうで季節感あふれた何とも情緒のある言葉です。もう40年ほど前になるでしょうか。フォークソング全盛のころにイルカがカバーして大ヒットした「なごり雪」という歌があります。「東京で見る雪はこれが最後ねとさみしそうに君はつぶやく、、」という歌詞に妙に切なくなった記憶があります。また時に里帰りした際当時大学生だった弟がよく歌っていたのを思いだしました。一つの言葉が時空を超え一瞬にして色んな記憶を手繰り寄せるのですね。昨晩は「なごり雪」という言葉を聞いてなんだかほっこりとした気分になりました。