9月30日 営業担当者の雑記

昨日久しぶりで「ともき君」の甲高い声が家の中から聞こえてきました。彼は小学校2年生で少し小太りのとても快活な子です。小さめの愛車で何処にでも出かけ路地で友達とふざけ合いけらけら笑いながら遊んでいます。最近は少し大人びてきたのか話しかけると照れ笑いします。彼はお父さん、おばあちゃん、お姉ちゃんの4人暮らしで、おばあちゃんのことを「お母さん」と呼んでいます。彼が3歳のころ母親は二人の子供を置いて家を出て行きました。母親にどんな理由があったのかはよくわかりません。「ともき君」は連れて行ったようですがすぐに父親が連れ戻したとの事。両親に思い切り可愛がられて育った私には母親が突然自分を棄てていなくなるという状況が想像出来ず彼の事がとても気になります。「みどり児のわれを捨てにし母の行方尋め来てむなしわれすでに老ゆ:中西悟堂」幼いころに父親が夭折、母親にも捨てられた「日本野鳥の会」の創設者中西悟堂の悲痛なうめきです。涼しくなってくるとふっとこんなことが気になります。

4月14日 営業担当者の雑記

この間新小学一年生になった近所の「ともき君」という男の子に会いました。この子はお母さんが子供を置いて出ていきおバアちゃんとお父さんとお姉さんの4人暮らしです。お母さんが家出した経緯はよく知りませんがなんだか不憫で勝手に気にかけています。最近は遊ぶ範囲が広くなり会う事も少なくなっていたので嬉しくなり久しぶりに声をかけました。1年3組で一クラス30人、担任は福田先生、席順は前から2番目。もう友達が出来たそうです。初めは離れて話していたのですが段々近寄ってきてとてもうれしそうに話してくれました。「ともき君」は少しはにかみ屋さんですが、彼が自転車に乗ってすれ違ったりするとわざわざ戻ってきてニッコリしてまた自転車をこぎ始めます。時々声をかけられるおじさんと思ってくれてるようです。早速家に帰って奥方に「ともき君とお話ししたよ」と報告しました。