2014年3月26日 営業担当者の雑記
気象庁は昨日東京での開花宣言をしたとのこと。近所の桜はまだまだですが、いよいよ春本番ですね。最近会社からの帰り道にふ~と鼻をくすぐる匂いがし始めました。沈丁花です。花の香りは涼やかとか高貴とか甘いといった科学的に成分が分析される微粒子によるということなのでしょうが、それ以上に過去の体験と結びつき香りが瞬時にして時空を越え想い出をよみがえらせてくれます。沈丁花の何とも官能的な香りはいつも私の脳髄を麻痺させてしまいます。実体験なのか空想なのか定かではありませんが春の夜少し温んだ風に漂ってくるこの香りはある種の空気感が広がりとても狂おしいそんな感じです。何しろ思い切り鼻腔を広げ体全身に香りを浸みこませ恍惚の瞬間を楽しむ、そんな香りが「沈丁花」です。