6月5日 「民度」ってなに?

先日日本のコロナに因る100万人あたりの死者数が他国に比べ少ないのは「民度」の違いだとおっしゃった大臣がいました。昔から日本は神の国ですし、神風も吹きましたし多分他の国の人とは何か違うんだという趣旨の事なのかと疑いましたが多分それは考えすぎなのでしょう。ただここでいう「民度」とはどういう意味なのでしょうか。確か「民力」というのは朝日新聞社が発行している統計本で市町村ごとの経済力や労働力を知るのに役立つものですが民度とは不勉強ながら初耳です。英語辞書には「The standard of living」が例として出ていましたがそうすると生活水準ということなのでどうもここでいう「民度」とはニュアンスが違いそうです。通訳が何と訳したのか分かりませんが質問をした他国の人は以降何も聞いてこなくなったのでその趣旨は理解されたのではないかと大臣。もしかしたら答えの意味が不明だったのかあっけにとられたのかも。