2014年8月18日 営業担当者の雑記

お盆休みが終わり久しぶりの出勤。
混雑の中動くのも嫌だったので近場の美術展巡り等をして過ごしました。昨日は深川八幡の例大祭に行ってきました。神輿の数も多かったのですが見物客も物凄かったですよ。特に永代橋通りを下って門前仲町に来ると脇にトラックがありその荷台から神輿が来るたびにバケツで猛烈なシャワー。担ぎ手はここで神輿を持ち上げたり揺らしたりして盛り上げ。私はこのそばだと人が多すぎてよく見えないので反対車線の植栽の縁に上り望遠で写真を取りました。前回は消防署のホースからの放水もあったようですが、今回もこのトラックの傍に限らずあちこちで水かけがありました。大人の水遊びだなんて言ってる人もいましたが、担ぐ人、囃す人、笛を吹く人、幟を振り回す人、放水があるたびに観客からの大喝采。いかにもお祭りでした。5十数基全部をみると1時間半以上かかるので半分ほどで帰ってきましたが夏休み後半三年に一度の大イベントしっかり堪能してきました。皆様のお盆休みは如何でしたか。

2014年8月12日 営業担当者の雑記

明日からお盆休みです。といっても故郷に親兄弟が住んでいるわけでもまして家があるわけでもないので我が家でのんびりと過ごします。あまり天気がよさそうでもないので近場の美術館、映画館巡りと言ったところです。渋滞何十KMとか乗車率何百%だとかの中長い道中の往復をする人たちは大変ですね。それでもジジババに孫の顔をみせたい、友達に会いたいという気持ちもよくわかりますのでここはひとつ辛抱ということで。台風がまたきたり大雨が降ったりすることのないように。それではまた18日までしばし御免。

2014年8月11日 営業担当者の雑記

今回の台風11号はとんでもない被害をあちこちに置いて行きました。何しろ動きが遅かったのでその影響が本当に長く、また台風の所在地とは遥かに遠い地域でも猛烈な雨が降りました。高知県では1000mmを越える雨だとか。テレビでも報じていましたが1000mmとは1Mのことでそこら中万遍なく1Mの量が降ったということでこれが山からあるいは高い所から低い所に一度期に押し寄せると想像を絶する量になります。高知県では鏡川の上流にあるダムがコンピューター管理の水量調節から手作業に切り替えダムの高さぎりぎりまで貯水し出来るだけ放水量を少なくしたとの事。コンピュータに任せたままだとダムを開門することになり下流で水の被害が出る、かといってダムを越水すると管理不能になるということで命がけの作業でかろうじて大惨事を防いだとのこと。今朝北海道の西海上でようやく温帯低気圧になったようです。関東地方は幸いにして大きな被害はなかったようですがこれからが台風シーズン本番。何とか列島に上陸しないように、そこそこの大きさでありますように。私達も充分対策を取っておきたいものです。

2014年8月8日 営業担当者の雑記

いよいよ来週は盆休みですね。
小さい頃は親に連れられてジジ・ババの家に行ったり、「お祇園さん:祇園祭りのことをこう呼んでいました」に行き必ずアイスキャンディーを皆で食べました。今では考えられないほどの小さな本当に小さな事ですが家族揃って何かを食べると言うのは年に何回もない贅沢でした。父と母は必ずお祇園さんの時は喧嘩をし帰りはいつも母とだけでした。そんな両親も亡くなってどちらも七回忌が過ぎました。もう故郷に帰ることもないので数年前お墓を千葉に移しました。まったく信仰心のない私も年を取ったのか両親が呼んでいるのか今年はお墓の掃除にいってこようと思います。
家内がそんな家庭で育ったのでしょう盆は必ず子供達と一緒に迎え火、送り火の儀式をしています。麻ガラに火を付け燃えきるまで傍で見ています。子供達も何の違和感もなく参加していました。子供達も一人、また一人と独立していきました。そんな中お墓参りを伝えると長男がくると言っています。殊更信仰心などといわずともこの時期祖先の霊に今自分が在ることの感謝をするのは伝えていきたい風習です。

2014年8月7日 営業担当者の雑記

今朝は台風の影響なのか風がとても強く電車の線路わきに生えている雑草が大きく揺らいでいました。
青空、風。突然宮崎駿監督の「風立ちぬ」を思い出しました。とても青い空に白い雲が浮かび飛行機が一機、二機、三機やがて空一面にあふれていくあの画面は鮮明に覚えています。あの作品を最後に宮崎さんは監督業を引退したのですね。底抜けに青い空にはいくつもの想い出があります。映画マンマ・ミーアの海岸、甲子園球場に母校の応援に行った時、シドニーオペラハウスの上に広がる海と空、吸いこまれるような青色はなんだかぐちゃぐちゃなものを一括りにして全部持って行ってしまうそんな感覚があります。色彩心理学的では気持ちを鎮め心を落ち着かせる色となっていますがそれ以上に心を空白にしてしまうような気がします。
夏真っ盛りの青空のなか通勤途中の森の木々が風に揺れ蝉の声もいつの間にかアブラゼミからヒグラシに代わりました。今日は立秋。秋きぬと目にはさやかに見えねども風のおとにぞおどろかれぬる(藤原敏行)

2014年8月6日 営業担当者の雑記

今朝通勤途中の道端でセミの死骸をいくつか見つけました。土中生活から地上に出てきて多分子孫を残しその一生を終ったのだと思います。今日8月6日は69年前広島に原爆が落とされた日ですね。今年は安倍首相も参加されての式典だったようですが43年ぶりの雨だとか。8時15分今日の東京の空のように抜けるような青空に閃光一閃14万人の方々が亡くなりました。生まれたばかりの赤ちゃん、可愛い盛りの子供達、子供の成長を楽しみに一生懸命銃後を守っていたお母さん達。彼らのこれからの人生を一瞬にして奪ってしまった原爆。さぞかし無念の思いで亡くなったことと思います。近親者に原爆での被害者はいませんが
見るにつけ聞くにつけその惨状は想像を絶しています。数10年間平和な時代が続いている日本、もしかしたら広島の長崎の忌まわしい事実が忘れ去られようとしているような気がします。世界中で戦争に依る痛ましい被害者が出続けていますが原爆に依りこんなに多くの民間人が被害を受けたのは日本だけです。
広島市長の「核兵器もない、戦争もない平和な世界を築く為に被爆者と共に伝え、考え、行動しましょう」というメッセージを重く受け止めたいと思います。

2014年8月5日 営業担当者の雑記

右肘靭帯部分断裂の為故障者入りしているヤンキースのマー君が1日診断を受け順調に回復している事が分かったとのこと。7月14日にPRP療法という自分の血小板を患部に注射する治療法を始めて三週間。ようやく見通しが立つようになったのでこれから極短い距離のキャッチボールを始め段々とその距離を伸ばしていくとの事。手術をするとまず今シーズンはアウトだろうからマー君も球団関係者もほっとしていることでしょう。それにしても日本発の大リーグピッチャーは軒並み肘の故障で手術を受けていますね。先日もこの手術を受けた元ソフトバンクの和田投手がメジャー挑戦3年目にして初勝利という感動物語がありましたが一体何が原因なんでしょうか。評論家はボールの大きさ、乾燥度合いあるいは登板間隔が短すぎるとかマウンドの土が硬いとか色んな事を言っています。大リーガーのダルビッシュは「明らかに登板間隔が短すぎるのが原因」だといっています。実際に経験している張本人がいうのですからその辺りが原因なんでしょうがそうするとこの解決策は今のところ見当たらないことになります。マー君はフォームを負担のかからないものにするとかスピリットボールの多用を避けるとか考えているようですが、折角契約金に見合う活躍をしているところですから何とか順調に回復、復帰して欲しいものです。

2014年8月4日 営業担当者の雑記

昨日の日経に「土偶の一万年」という記事が出ていました。先日佐倉の歴史博物館に行き縄文土器の素晴らしさに圧倒されたばかりだったので興味を持って読みました。国学院大学の小林達雄氏は「土偶とは本来、人間でなく自然界の精霊を表現したものだったので人間と同じ姿形では精霊とは言えない。顔を形作るのは何千年もの間タブーだった」とおっしゃる。それが縄文時代中期のある時点で堰を切ったように土偶は大型化し、頭部や手足が形作られ様々な表現が試みられるようになった。その中でも山形県で出土した「縄文の女神」。その複製を依頼された陶芸家濱田友緒氏は「4,500年も前に作られたという事が信じられない、洗練されたデザインは今日前衛彫刻や現代アートとしても高く評価されるに違いない」と。さらに山梨県で出土した「円錐形土偶」の表情は子を宿した女性の特徴を捉え、表現したいという旺盛な意欲が伝わってくる。タブーを超越できるだけの力量と強い意志を持った一人の天才的な作り手の面影が浮かび上がると筆者。戦後濱田庄司、岡本太郎、柳宗悦など土偶に強く魅せられた現代の文化人は多いが、土偶を考古学の枠に押し込め、日本の美術史は飛鳥文化や白鳳文化に始まるとする風潮は依然根強い。同時代の世界各地の文化と比較しても土偶のデザイン性や多様性は圧倒的。日本独自の文化という点からもっと評価すべきではと文化庁文化財調査官原田氏。

2014年8月1日 営業担当者の雑記

昨日テレビを見ていたら孫正義さんが出ていました。
かのソフトバンク社長。次々にM&Aを繰り返し今や総売り上げ6兆6千億という持ち株会社の社長さん。また東北大震災時には100億円の援助をするなど話題には事欠かない人物。でこのテレビのテーマは「ほら話」。孫社長のことを「大ぼら吹き」と言う人がいるが彼の場合はそれを本当に実現してしまうということで20代で事業を始めた時に10年で500億円の売り上げにするといったとか、携帯事業を始めた時は当時とんでもなくガリバーだったNTTをひっくり返すと宣言したといったエピソードから始まった。今彼が注目しているのはロボット。もし人口が中国より労働人口が少ないという理由でGNPが低いのなら3000万台の働くロボットを作ればいい、2030年までには一家に一台ロボットがあるようになるという「ほら話」。しかしこの話も介護分野、認知症に対する心のケア(ほぼ人体の形をしており相手と会話をし、リモートコントロールではあるが体の触れあいによるコミュニケーションも出来るロボット)分野など知らないところでどんどん使われているようです。彼の凄い所はほら話がほら話で終わらない所で、まず事をぶちあげてそれからどうすれば実現するのかを考えるということ。あくまでポジティブなんですね。

2014年7月31日 営業担当者の雑記

昨日大相撲関脇豪栄道の大関昇進が決まり恒例の伝達式があった。この時の口上が結構話題になる。嘗て聞いたこともないような難しい四字熟語を述べた力士もいたが今回は「大和魂を貫く」というものだった。本人いわく上位に沢山いる外国人力士への対抗心込めたわけではなく師匠、おかみさんと相談して自分の気持ちを伝えたかったとのこと。いやーこの大和魂と言う言葉は随分久しぶりに聞きました。甚だ古い話になりますがもう45年以上昔藤猛がプロボクシングスーパーライト級のチャンピオンになったとき「オカヤマノオバアチャン」「カッテモカッテモカブト」「ヤマトダマシイ」などとたどたどしい日本語でコメントし当時大ブームになったことを覚えています。ハワイで生まれ育った彼は所属事務所の指示のままに言ったようですがあの強烈なノックダウンとヤマトダマシイはいまだに心に焼き付いています。歴史的には複雑な背景を持った言葉ではありますがここは豪栄道の決意の程を示す彼なりの言葉として聞きました。大活躍のモンゴル人力士たちの中にあって今後の彼の一層の活躍と出来ることならば綱とりを期待したいものです。