2014年9月17日 営業担当者の雑記

先日広尾の山種美術館に「水の音ー広重から千住博まで」を見に行きました。それにしても東京には本当に沢山の公私美術館がありますよね。行ったことはありませんがパリ、ニューヨーク、ロンドンといった大都市にはそれぞれが立派な且その都市にふさわしい美術館があるようです。私は寄席が大好きですし、ジャンルを問わず音楽も大好きですので必ずしも都市には美術館が必要だと言うつもりは全くありませんがでもとてもありがたいことです。嘗て暮らしていた福岡、神戸、名古屋にもそれぞれ相応の施設がありましたがやはり東京は群を抜いて整っています。で「水の音」ですがとてもよかったですよ。浮世絵の雨、滝、鳴門の渦など水に関連したものをテーマにした日本画の展覧会ですが錚々たる作者の名画ばかりで感激しました。全くの私見ですが何となく西洋画より日本画の方が音を連想させる作品が多いように思います。今回の作品の中では千住博さんの滝シリーズが印象深く何回も繰り返し鑑賞しました。15日で終わりましたが機会があればまた拝見したいものです。

2014年9月16日 営業担当者の雑記

近所の子供たちに時々声を掛けにこにこ返事を貰うのがとても楽しみなのですが、彼らの門限はどうも5時のようです。夏休み中は5時と言うとまだまだ明るく家に帰るのが大分ズレていたように思いますが昨日あたり5時と言うと幾分暗くなってきたせいか子供達はすーっといなくなりました。
14日が初日だった大相撲は秋場所なのですね今頃気づきました。早いもので来週はもうお彼岸です。そういえば営業中によく通る松戸金ヶ作祖光院の彼岸花が咲き始めましたよ。車から見る限りではもう結構な花が付いています。ここの彼岸花は雑木林の中にびっしりと植わっており白い花もポツポツとあります。どなたかが巾着田のミニ版だとおっしゃっていましたが木を通った光の具合でその雰囲気が変化し好きな場所の一つです。きっと手入れがいいのだと思いますが毎年必ずそんなに当たり外れなく咲いてくれます。時の経つのは早く季節は必ず移ろっていきます。その時期その時期に合った花が咲きそれは肌で感じる空気感ととてもなじんでいます。ボチボチ北の方から紅葉の便りが聞こえてきましたが今年はどこに行こうかな。

2014年9月12日 営業担当者の雑記

敬老の日を前にして厚生労働省が100歳以上の高齢者は5万8820人(15日時点)で前年同期に比べ4423人増え4年連続で過去最多を更新すると発表しました。

このうち女性は5万1234人、とすると男性は1万7586人となりますね。100歳以上の女性は男性の3倍。昔から女性の方が長生きではありましたがすごい差ですね。

やはり子孫を残すために女性の方が強くできているのでしょうか、それとも女性の方が逞しいのでしょうか。世の中には100歳超えて猶矍鑠とした人たちがいますよね。

若いもの顔負けで食べて、動いて、しゃべって元気いっぱいのお年寄りをみていると結構憧れます。インタビューなんかを聞いていますとたいていの人が

特に何も気をつけたりしていませんといいます。体質もあるのでしょうがむしろのんびりこせこせしないで生きていくことが長生きの秘訣かもしれません。

人口10万人に占める100歳以上の割合が最も高いのは島根県、続いて高知、鳥取、鹿児島、香川と地方の方が比率が高いのはそれだけ都会は老人にとって住みよくないといえるのかも。

いつまでも体が動き、あまりぼけズ、世の中を達観したりしないそんな年寄りになりたいと思います。

2014年9月11日 営業担当者の雑記

今日は9月11日。あの大悲劇が起った日です。2001年9月11日21:45(日本時間)ボストン発ロスアンジェルス行きのアメリカン航空11便がテロリストに乗っ取られ、110階建てのニューヨーク世界貿易センタービル北館に突っ込みその17分後今度はユナイテッド航空175便が南館に激突、炎上した。丁度居合わせたフランスのTV局クルーが最初の突入を撮影しており更にこの事件を報じているカメラの前で二機目がビルに突っ込んだ。このライブを私は自宅で見ており目を疑った。まさか映画では?信じられない光景が進行していた。まもなくしてビルは大崩壊。瓦礫の落下もうもうと立ち込める埃の中各階からの避難者、救助の消防隊、阿鼻叫喚、続々と集まる知人の安否を気遣う人たち。まさに修羅場でした。乗客乗員160名を含む約3000名の人たちが亡くなりました。世界貿易センタービルには日本企業も沢山入っており日本人被害者も沢山出ました。テロリストは同時に別の2機も乗っ取りペンタゴンなどに突っ込んだ。こんな酷い、惨いことを人間が為し得るのか。似非宗教を騙るテロリスト達の仕業で世界中に衝撃を与えた事件でした。

2014年9月10日 営業担当者の雑記

錦織圭の大活躍で日本中が大フィーバーしたのでこれ以上彼を話題にするのは止しますが、これからが本当に楽しみです。また世界中を転戦して私達を楽しませて下さい。話は変わりますが今朝埼玉県の盲学校の女生徒がJR川越駅コンコースで後ろから足を蹴られ三週間のけがをしたという記事がでていました。白杖に引っかかった人がその腹いせに後ろから蹴ったようなのですが呆れた話です。常々白杖を突いた人が車道の脇を歩いているのにまったくスピードを緩めない運転手や点字ブロックの上を歩いている障害者を押しのけたりする人たちを見て本当に無神経というか弱い者いじめというか悲しくなります。体中の全神経を集め少しの異変も見逃さないようにする為の命綱である白杖を見たら、手を引いて先導はしてもそれに引っかかったからといって後ろから蹴飛ばすなんてことは絶対に許せない事です。その女生徒の恐怖は如何ばかりか、町に出るのが怖くなったことでしょう。
電車の中で乳母車を引いているお母さんに、お腹の大きい女性に、目の不自由な人に気遣いをするのは健常者である人たちの当然の心得だと思うのですが。

2014年9月9日 営業担当者の雑記

昨晩珍しく娘がお団子を買ってきました。それも餡も醤油もついていない極シンプルなもの。大体甘いものがあまり好きでなく増してしっかり和風。どうしたのかしらと思い聞くと「今日は中秋の名月だしちょっと食べたかったから」ですと。そういえばテレビでも岡山「後楽園」での月見を報じていましたが残念ながら当地は天気が悪くお月さんは全く見えませんでした。芭蕉は月見をする為に旅行をしたのだという珍説もある程ですので沢山いい句がありますね。「名月や池をめぐりて夜もすがら」「俤や姥ひとり泣く月の友」などはよく知られていますが「月はやし梢は雨を持ちながら」は凝ってはいますがその風情がよく伝わる好きな句の一つです。一茶の「名月をとってくれろと泣くこかな」はいかにも一茶らしく子供への愛情が溢れ優しいとても好きな句です。今でもまだゲームに毒されていない子供達、時々空を見上げてきれいな雲だねとかお月さんが欠けてかわいそうとかの会話をお母さんとしている子供達はもしかしたら普通に出てくる言葉かもしれません。しかも今年はスーパームーンなんですね。今日にでも一日遅れの月見が出来るといいのですが。

2014年9月8日 営業担当者の雑記

今日9月8日は「白露」。陰気ようやく重なり露凝って白しということから名付けられたとのことですが、あの茹だるような暑さはなくなりこのところは朝晩少し涼しくなってきたかなというところですね。それにしてもニューヨークは暑い中燃えたぎっていますね。錦織圭 君は凄すぎる。世界ランキング一位ジョコビッチとの対戦にも何ら臆することなくむしろ自分がゲームを作っていました。さすがに勝利が決まった瞬間天に向かってのガッツポーズ、喜びを体全体で表していましたがその後のインタビューでは浮かれることなく冷静にしかし自信に満ちた表情で決勝での勝利を誓っていました。試合の途中からは「KEI KEI」の大合唱で会場は錦色に染まったとのこと。マスコミは連日このニュースでもちきり。全国紙も一面にこのニュースを大きく取り上げていましたしアメリカでもビッグニュースとして大々的に報道しているようです。何とか錦織が決勝で勝ちもう一度この話題を取り上げたいものです。夢みたいだけど。このところテニス人口が大きく落ち込んできたようですのでこれをきっかけにテニスを始める子供が増えてくるといいなと思います。

2014年9月5日 営業担当者の雑記

テニス全米オープンで錦織圭が4強に入りました。これは大変なことです。1918年の熊谷一弥選手以来91年ぶりのことだとか。最近では松岡選手が1995年ウインブルドンでベスト8に入った位でテニスの日本男子は世界ではまったく歯が立たないのが相場だったのがこの快挙。錦織選手は数年前から徐々に世界ランキングを上げ直近では11位だったかと思いますがまさかまさか。しかも相手は北京オリンピックダブルス金メダル、全豪覇者のワウリンカ。ワウリンカのサーブのスピードは時速200KMを越えるとか。相手はみんな見上げるような大きな選手ばかりで体力的なハンディーがある中しかも前の試合では4時間を越える長い試合。物凄い集中力と駆け引きだったようです。確か12,3歳の頃アメリカのテニスアカデミーに入ったように思いますがいくらテニスが好きと言え見知らぬ国に、一人ぼっちでよく行ったものです。最初から世界を目指す人はやはり覚悟が違いますね。同じような志を持った少年たちと切磋琢磨するなかで頭角を現し最近では自分とほぼ同じくらいの体格であるマイケル・チャンのコーチを受けトッププレイヤーと互角の試合をするようになってきました。次は第一シードのジョコビッチ。とにかく錦織らしい緻密で戦略的なプレーで出来たら勝ってほしいな。夢みたいだけど。

2014年9月4日 営業担当者の雑記

今朝の日経に「不敗のコマ、世界一狙う」という記事がありました。中小製造業が直径2センチメートルのコマで技術とアイデアを競い合う「コマ大戦」でアルミ加工の斉藤プレス(千葉県鎌ケ谷市)が生み出した「斉藤モンスター」が2013年11月のデビュー戦以来公式戦無敗だとのこと。ルールはコマの直径2センチ以下で形状や重量材質に制限はなく二つのコマをすり鉢状の台で同時に回し、より長く回っているか、はじき飛ばした方が勝ちで大会優勝者は敗者のコマを総取り出来るというもの。強さの秘密は特殊な構造にあり回り出すと直径7センチにまで達する軸の周りの金属板が遠心力で二つ折りに開き近寄るコマをはじき飛ばすのだとか。科学の粋を集めてコマを回すと言うこの企画に大喝采。私達の地方では木製のロート型をしたコマで斜辺に溝がほられておりここに紐を巻いて地面に投げるものでした。関東の「べーごまー」とは少し材質、形態が違いました。ルールは「コマ大戦」とまったく同じすが確か相手のコマに自分のコマを投げつけてもよかったと思います。芯を尖らせた記憶がありますので。夢中になってコマを回したことを思い出しますが、打倒斉藤モンスターが全国、いや世界の中小企業の合言葉になっているという締めくくりにやけに感激しております。

2014年9月3日 営業担当者の雑記

昨晩家に帰る道すがら近くの森から虫の鳴き声が聞こえてきました。このところ夜は少し涼しくなったせいでしょうかそれとも今まで気が付かなかっただけなのでしょうか,「カチャカチャ」とか「リーン・リーン」とか数種類の虫が場所に依っては結構激しく鳴いていました。その後車に乗ったらまさにドンピシャ。VINTAGE中の「THE SUMMER KNOWS」が聞こえてきました。時は2011年1月東京文化会館小ホール、佐山雅弘が井上陽介、大坂昌彦のトリオで組んだ幻のセッション。佐山のピアノは気の向くままに情緒たっぷりに、技の限り贅を尽くした三人の競演、さらには嬉々として演奏したソロ達。最初から感激のしっぱなしで終演後即刻CDを買いベースの井上陽介さんに握手をして貰ったあのときの楽曲です。ピアノソロの後ベースは低く緩やかな流れで過ぎ去った夏を愛おしむかのように時に優しくまた時には大きな波で弦を引きます。すっかりこのメロディーに入りこんでしまいました。時に少し感情過多かななどと思うこともあるこの曲を久しぶりに聞き先ほど聞いた虫の音とあいまり一足早い秋を満喫したひと時になりました。