2014年10月1日 営業担当者の雑記

御嶽山の噴火に依る被害者救助活動は難航を極めているようだ。何時火山活動が活発化するか分からない、3000m級の高山に立ちこめる有毒ガス、予測できない噴石、足元に分厚く積もる火山灰などなど救出活動のプロ集団である消防、自衛隊も大苦戦とのこと。有毒ガス対策用には防毒マスクが有効だが山頂付近の酸素濃度は地上の70%程度で機密性の高い防毒マスクをすると呼吸への影響が出るあるいは消防隊員は熱風に備え重い防火服を着て水分を含んだ火山灰の登山道を登る、大きな噴石に備え陸上自衛隊は強度が高い戦闘用のヘルメット、重さ10キロの防弾チョッキを身につけた重装備での活動などなどまさに命がけで懸命の救出活動を続けているが昨日も火山活動が活発化する兆候が見られ救助活動が全面的に中止になった。一体どれだけの人たちが被害にあったのかその状態はなどなど分からないことだらけで麓で待機している家族もさぞかしご心配のことと察します。何とか早く山の神が怒りを収め捜索が進むことを祈るばかりです。

2014年9月30日 営業担当者の雑記

早いもので今日は9月最終日。彼岸が過ぎ1週間、昼間はまだまだ暑い日が続きますが朝晩はようやく上着を羽織る季節になってきました。しばらく前から金木犀には気が付いていたのですがその香りが一段と感じられるようになりました。家には銀木犀を植えているのですが近所の金木犀の香りにすっかり押されているので傍にいってその上品さを楽しんでいます。それにしても金木犀といい沈丁花といいあるいはクチナシの花といい夜になると一層その芳香が強まるのは何故なんでしょう。私がそう感じるだけなのでしょうか。ところで最近通勤途中の庭に植わっているパンパスグラスが気になります。高さは2m程でしょうか、ややピンクがかった白銀色の穂はいかにも柔らかそうに伸びており下の方はグリーンの葉が密生しています。ススキに似てはいるのですが容姿が派手でひと固まりになって塚のように見えます。最近は公園辺りでも見かけるようになりました。深大寺の神代植物公園に3~4mはあろうかというパンパスグラスが2,3か所植わっており遠くからでもとてもよく目立っていた記憶があります。下部の葉の中に子供が入るとすっかり隠れてしまうほどの大きさです。何とも日本離れのしたその姿は私だけの秋の植物図鑑にしっかり入ってきました。

2014年9月29日 営業担当者の雑記

27日御嶽山が7年ぶりに突然噴火しました。この時期は紅葉のシーズンの為多くの登山者が山に入っており被害も甚大のようだ。ニュースによると突然ドーンという大きな音がし地面が揺れ拳大の石が空から降ってき辺り一面白い火山灰に覆われ視界が閉ざされてしまったとのこと。山小屋に逃げ込む人、大慌てで下山する人と山は修羅場だったようで今朝の新聞に依ると31人の方が心肺停止で発見されたとのこと。この御嶽山は日本百名山のひとつでロープウェーで7合目まで行け3,000m級の山としては比較的容易に楽しめる山として人気があり、活火山ではあるが35年前に有史以来初めて噴火し以降2回噴火はあったものの今回は噴火直前の火山性地震も噴火警戒レベルを上げるほどではないとの予測から立ち入り規制などの措置はとらなかったようだ。110の活火山があり「火山列島」とも呼ばれる日本は過去記憶があるものだけでも桜島、阿蘇山、雲仙、三原山などが大噴火し大きな被害が出ている。しっかりと情報を集め何とか少しでも早く予知をし出来るだけ大きな被害が出ないようにして欲しいものだ。

2014年9月26日 営業担当者の雑記

大相撲秋場所で目の離せない力士が出現。
「逸ノ城駿」何と幕下付出し後4場所で入幕という超スピード出世。今場所は東前頭10枚目という下位なのにあまりの快進撃に大関にも挑戦。一昨日は稀勢の里に昨日は豪栄道をぶん投げ12日で1敗。新入幕力士が二日続けて大関に勝ったのは昭和以降初めてのことだとか。今日は横綱鶴竜に挑戦。何とも凄すぎる力士が現れたものです。192cm、119Kg、モンゴル出身。現在居る三人の横綱はみんなモンゴル出身だが彼はそのなかでも田舎の出身でヤギやヒツジを飼いながらの遊牧民だったとか。夜中にオオカミが襲ってきたとか馬に乗って走ることが楽しかったという日本ではありえない21歳。しこ名の由来は本名からきているので「逸」は「いち」とよみ「いちのじょう」が正しい読み方。体が大きいのに動きは鈍重ではなくしっかり前に出て、相手を捕まえたらほとんど負ける気がしないのではないかと思われるほど自信たっぷりで余裕すら感じると言うのは言い過ぎ?将来の大物を一瞬早く見つけておきその成長を楽しみたいのに迂闊にも彼はノーマークだったなア。

2014年9月25日 営業担当者の雑記

昨日イオンがスーパーのダイエーを完全子会社とするという発表をした。イオンの岡田社長は「ドラスティックな改革をやるときは上場企業であることは難しい」と説明。ダイエーという名称もなくなりそうだとのこと。思えば故中内功氏が1957年に1号店「主婦の店 ダイエー薬局」を創業以来それまでのジジババストアからスーパーマーケットという概念を日本中に広め、あっという間に日本市場を席巻した。1972年には当時小売企業日本一の三越を追い抜き80年には売上1兆円を達成。電器メーカーのナショナル、化粧品メーカーの資生堂という各業種NO1の企業と価格の主導権争いをし流通革命、価格破壊を唱え時代の寵児中内功氏絶頂の頃でした。しかし中内氏以外誰もグループ内にいくつの会社があり何をしているのか知らないという噂も出るほど只管大きくなったダイエーも1990年代に入るとその勢いにも陰りが見え始め2004年産業再生機構の支援を受け丸紅が入り、イオングループがテコ入れをしたが今に至るまで再建できなかったという事になる。全盛時のダイエーを思うと感慨深いものがあるがこれも企業の栄枯盛衰の一幕ということなのだろう。

2014年9月24日 営業担当者の雑記

温暖化ガスの排出量が今のペースで増え続けると、2050年の気候がどうなるか知ってもらおうと世界気象機関(WMO)が22日までに、世界各地の気象予報番組を動画サイト「ユーチューブ」で公開した。これは23日ニューヨーク国連本部で開催された国連気候変動サミットを盛り上げる為の試みの一つで世界10カ国以上のテレビ気象キャスターが登場して自国の36年後の予報をした。日本からはNHKの気象キャスターで予報士の井田寛子さんが2050年9月23日の気象を予報した。それによると「お彼岸になっても、仙台、東京、名古屋で厳しい暑さが収まらず、熱波の影響で京都の紅葉の見ごろはクリスマスごろになりそうだ」とのこと。紅葉の時期はずれても見られれば結構なことだが平均海面水位が38センチ上昇されると予測されており、今でも南太平洋に浮かぶサンゴ礁の島からなるツバルという国は年々海水に浸食され続けており真っ先に海中に没しそれ以外フィジー、キリバスなどの国々がなくなるかもしれないとのこと。人類が大量に排出している温暖化ガスが地球温暖化の原因である可能性は95%以上との指摘もあり真剣に取り組まないとえらいことになりそうです。

2014年9月22日 営業担当者の雑記

先日「ゴルフの聖地」と呼ばれるイギリスのセントアンドルーズを拠点とする1754年創設の「ロイヤル・アンド・エンシェント・クラブ」が260年に亘り男性だけを会員としてきた規則を見直し、女性に門戸を開くと発表した。時に全英オープンの会場ともなるクラブなので名前は知っていましたが女性はプレー出来なかったことは初めて知りました。このコースは一度はプレイしてみたいが多分二度とはしたくないコースのようです。確か信じられないようなバンカーがあって目指す方向と反対を向いて打っているのを見た記憶があります。昔はいざ知らず今時女性がオフリミットという競技は随分少ないように思います。サッカーの試合はテレビでも放映されますしラグビーも女性のチームがあります。相撲でも服の上からまわしを付ける試合は見た記憶がありますが流石に大相撲は厳しいようです。だいぶ前になりますが大阪場所で当時女性の知事が表彰したいといったら相撲協会が女性は土俵には上がれないと断ったことがありましたが相撲はスポーツというだけでなく神事といった由来があると言う事なのでしょうか。いずれにしてもこのゴルフクラブの決定は大いに喜ばしいことだと思います。

2014年9月19日 営業担当者の雑記

昨日プロ野球楽天の星野千日監督が成績不振の責任を取り、今期限りで退任すると発表しました。今シーズンは途中聞いたこともないような胸椎黄色靭帯骨化症と腰椎椎間板ヘルニアの手術を受ける為二ヶ月の入院があったことも影響してか成績が低迷しているようです。私はこの数年プロ野球にはほとんど興味がないのですが嘗て現役時代は中日で、当時も強かった巨人には人一倍闘志を燃やし監督になってからも中日で阪神で優勝し何しろ「強いところをやっつけてこそ喜びもある」という姿勢に共感を感じてきました。前髪の一部だけがうまいこと白髪になっておりそれが妙にカッコよく思っていました。現役時代に活躍した同年代の選手たちはとっくに現場にはいません。プロ野球の監督もどんどん若くなっているので多分最年長監督ではないかと思いますがもう潮時なのでしょう。どうも評論家になるのではなさそうなのでこれからも相変わらず元気で威勢のいい発言を聞きたいものです。

2014年9月18日 営業担当者の雑記

今日スコットランドがイギリスから独立するかどうかの住民投票が行われます。マスコミがいろいろ報じているので最近ようやく内容が分かりかけてきました。そもそも通称イギリスとかU.Kとか言っているのは実は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」というのが正式名称でイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの四つのカントリーから構成されているのですね。そういえばサッカーでもイングランド代表とかラグビーではウェールズ代表とか結構出身をこだわるなと思っていたのですが。そしてスコットランドといえばすぐにスコッチが思い浮かびますが、時に日本の歌かと思ってしまう「蛍の光」「故郷の空」はここの民謡のようですしそれ以外にも「マイボニー」はつとに有名です。また学生時代に思い入れのあるタータンチェックもここ発、ゴルフ発祥の地、セントアンドリュース、カーリングもスコットランド発なんですね。歴史的にもそれぞれのカントリーが独立して発達してきたようですしこういった問題を評論家のように軽々にコメントする気はまったくありませんが少なくともこの投票結果が将来遺恨を残すことのないように願うばかりです。

2014年9月17日 営業担当者の雑記

先日広尾の山種美術館に「水の音ー広重から千住博まで」を見に行きました。それにしても東京には本当に沢山の公私美術館がありますよね。行ったことはありませんがパリ、ニューヨーク、ロンドンといった大都市にはそれぞれが立派な且その都市にふさわしい美術館があるようです。私は寄席が大好きですし、ジャンルを問わず音楽も大好きですので必ずしも都市には美術館が必要だと言うつもりは全くありませんがでもとてもありがたいことです。嘗て暮らしていた福岡、神戸、名古屋にもそれぞれ相応の施設がありましたがやはり東京は群を抜いて整っています。で「水の音」ですがとてもよかったですよ。浮世絵の雨、滝、鳴門の渦など水に関連したものをテーマにした日本画の展覧会ですが錚々たる作者の名画ばかりで感激しました。全くの私見ですが何となく西洋画より日本画の方が音を連想させる作品が多いように思います。今回の作品の中では千住博さんの滝シリーズが印象深く何回も繰り返し鑑賞しました。15日で終わりましたが機会があればまた拝見したいものです。