2014年3月4日 営業担当者の雑記

この時期の風物詩として3月1日夜東大寺で奈良時代から続く「修二会:お水とり」の本行が始まり練行衆と呼ばれる僧侶らが二月堂にこもったと報じられていました。ちょうど時を合わせ日経新聞夕刊「こころの玉手箱」に東大寺長老の上野道善氏の話が掲載されていました。「水とりや氷の僧の沓の音:芭蕉」差懸けという下駄のような履物をつっかけ声明を大声で唱えながら板張りの堂内を駆け回り五体投地を荒々しく繰り返しながら約一ヶ月間外界との接触を絶ち本尊、十一面観世音菩薩に日頃の罪や過ちを懺悔しながら世界平和や人々の幸福を祈るというものでお水取はほんの序幕に過ぎないとのこと。私は童子が突き出す大きな松明の火の粉が飛び散る映像しか知りませんでしたが実はとても厳しい修行の場なのですね。

2014年3月3日 営業担当者の雑記

今日は3月3日雛祭り、桃の節句
桃の季節には少々早いのですが我が家の梅は昨日の雨で玄関前、駐車場が赤い花びらで緋毛氈になっています。平安時代の「流し雛」にそのルーツはあるようですが江戸時代になり女子の「人形遊び」と「節句の儀式」が結び付き全国に広まったとの事。大名家では贅をこらしたお雛様も作られたようだが我が家では女の子が生まれた時にお内裏様とお雛様の一対だけを飾り始めました。時の経つのは早いものでお雛様を出さなくなって久しくなりました。御蔭様で健やかに育ち上がり喜んでいます。実は今日は古女房の誕生日なんです。何回目とは申し上げませんが随分と回数を重ねてきました。
彼女もすっかり育ちあがりました。めでたし、めでたし。

2014年2月28日 営業担当者の雑記

今日2月28日は天正19年、今から423年ほど前千利休が自刃した日ですね。様々な人が彼の人となりを伝えています。先日も市川海老蔵が利休を演じた山本兼一の「利休にたずねよ」が話題になりましたね。私は茶道の先生をしていた婆様に茶を教えてくれと言ったら難しく考えないで飲めばいいといわれ以来作法も茶道の精神もしりません。しかしながら利休の芸術家としての、思想家としての壮絶な生き方には大いに興味があります。織田有楽歳に茶の極意を聞かれ「自由と個性なり」といったとのこと。更に「黒は古き心なり」といって金ぴか好みの秀吉の逆鱗に触れそれでも屈服せず自ら命を絶った。時の最大の権力者に媚ず自らの生き方を貫いた彼の生涯は何とも凄いものがありますね。

2014年2月27日 営業担当者の雑記

サラリーマン川柳第二弾
「久しぶり~名が出ないままじゃあまたね」
最近仕事では失礼があるといけないので、初めてのお客様、久しぶりのお客様との商談がある場合は予め頂いた名刺やH.Pの資料を用意しておきますが偶に忘れても長いこと営業をしていると何とか取り繕えます。困るのは道で突然知り合い(の筈)に出合った時です。あいさつの最中から必死で名前、会社どんな関係なのか思い出そうとしますがどうしても出てきません。ありきたりの会話を交わしながら何とかその場をしのぎ失態がバレないで(本人はそう思っているのですが)済んで暫く立った時に突然思い出すのです。いけない!随分おせわになった人だったとかお隣さんの旦那さんだったとか。さすがに自分の子供に「どちらさんで?」と言う事はまだありませんが。

2014年2月26日 営業担当者の雑記

先日第一生命が主催している「サラリーマン川柳」を見ていたら身につまされる句がありました。「窓口で齢も聞かれず割り引かれ」私映画が好きで時々足を運ぶのですがその時の話。ご承知のように60歳を過ぎると何時でも一律1000円で映画が見られます。最初窓口で「シニアですけど」と運転免許書を出していたのですがあるとき何にもいわないのに「1000円です」といわれました。窓口嬢は良くわかっているのですね。その話をしたら女房殿いわく「当たり前でしょ」そうなんだ。もう一つ「立ち上がり目的忘れまた戻る」先日女房が私の前を通り隣の部屋に行ったのですが不思議な顔をして戻ってきました。目があったら下を向き恥ずかしそうにしていました。「何かをね忘れたことは覚えてる」。

2014年2月25日 営業担当者の雑記

先日降った大雪もまだ一部に残ってはいますが概ね融けました。ところでボチボチ花の季節が終わろうとしているのに不思議なことに家の水仙がまた芽を出してきました。一月ほど前に、花芽はなく葉だけが伸びていたのですがその脇からチョンチョンと頭を覗かせています。雪で季節が戻ったのでしょうか。一方少し開いていた花が雪でいくらか散ってしまった薩摩紅梅は8,9部咲きでとても上品に香っています。先週の日曜日近所の梅林にも行ってみたのですが数本が満開でこれからが見ごろの様でした。場所によって種類によって花の時期が違うのでしょう、そこここの庭に植わっている枝垂れ梅はまだまだの様です。一斉に咲かないのが梅らしくて好きです。今年は青梅の梅林がウイルスにやられ沢山の木が伐採されている様で心配です。

2014年2月24日 営業担当者の雑記

ソチ冬季オリンピックがとうとう終わりました。さすがにライブでの観戦はありませんでしたが興味のある種目、話題の人は翌日チェックしていました。それにしても私が開催種目についてまったくのど素人ということもありますが見るもの見るものとんでもない技のオンパレード。時速100kmを超すスピードで急斜面に設置された旗をスキーですり抜けるとか、円柱に掘った雪洞の上部から数メートルジャンプするとか、はたまたウォータースライダーの氷路版をとんでもないスピードの箱(車)に入って滑り降りるとか、かわいいお嬢さんが山の上から板に乗って滑り降りてきて鳥のように100mも飛ぶとかもう亜然とする競技ばかり。ご自身の立場を錯覚されているお偉い方の発言もありましたが文句なしに美しい氷盤での舞。本当に楽しめました。

2014年2月21日 営業担当者の雑記

「真央チャン立派だったよ、お疲れさん」
冬季オリンピック女子フィギュア浅田真央選手はショートプログラムで失敗ししたがフリーでは渾身の演技で総合6位。小さい時からスケート一筋でずっとトップを維持し続けるのはどんなに大変なことなのか凡人には想像もつかない。更にマスコミも身辺の人たちもどんどんメダルの期待をかけ本人もその重圧に耐えながら本番を迎えたのだろう。前日の失敗を悔い眠れない夜を過ごしたのかもしれないがフリーで見せた最高の演技。皆さんに感謝しますとのコメントのようですがこちらこそ長い間夢を見させて頂いてありがとうございました。これからどうするのか知りませんが今はとにかくゆっくり休んで下さい。本当にお疲れさまでした。

2014年2月20日 営業担当者の雑記

オリンピックにはやっぱり凄い人がいるんですねエ。
「スノーボード女子パラレル」の竹内智香選手。冬の種目にまったく門外漢な私は彼女の名前はおろか競技そのものもしりませんでした。世界のトップと練習して強くなりたいとの一心で単身スイスに亘り日本では異端児とみなされる事もあったが最強軍団の技術を学び世界と渡り合えるようになってきた。その後日本に練習拠点を移し広島でスポンサーを見つけこの競技のレベルアップに尽力してきた。海外からきた選手たちには原爆のことを伝える活動を行うなど競技だけでない幅広い活動をしているとの事。銀メダルを取った時のインタビューも金でない悔しさをのぞかせながらも笑顔で且人間としても評価されたい趣旨のコメント。30年間を目いっぱい生き抜いてきた人の清々しい生きざまについついなまくら人生を送ってきた自分を振り返ってしまった。

2014年2月19日 営業担当者の雑記

今月に入っての前代未聞の大雪も当地ではほとんど溶けてしまいましたが北関東、甲信など一部ではまだ孤立した地域があるようで自衛隊が食料などをヘリコプターから投下しているなどの記事も目にしました。そんな中、今朝新聞配達の皆さんの大変さを聞きました。普段はバイクで回れるのに今回は雪が深い為ラッセル(私は日常生活の中でこの言葉を始めて聞きました)しながら一軒一軒新聞を配った。勿論朝刊をいつもの時間帯までには配れず夕刊の配達時間にまで食い込むこともあり寝る時間がなく体力の限界に来ている。今日、明日雪の予報があったのでどうしようかと思っていたと責任者の話し。 受け取る側は「ありがとう」のひとことですが配達をしている皆さんの責任感とご苦労を知りあらためて感謝しました。