9月6日 ウナギの雌雄
日経夕刊に「メスに育ててウナギ大きく」と出ていました。愛知県水産試験場などが、通常だと9割以上が雄になる養殖ウナギを雌に育てる技術を開発したとのこと。雌は雄より身が柔らかく、大きく育つので稚魚であるシラスウナギの不漁が続く中、資源の有効活用につながると期待されているといいます。私はまず通常だと9割以上雄になるところからややこしい気分になっております。生殖方法が違うとはいえこれだと雌一匹に雄9匹というとんでもない競争率になります。他の魚もそうなんでしょうか?雌が産卵すると雄が精子を振りかけているのを見ると科学的ではありませんがウナギの種の保存のためには雌が多いほうがよさそうですが。まあ他の生物の性生活まで詮索することはありませんが因みに女性ホルモンに似た「大豆イソフラボン」を餌に混ぜて与えると9割以上が雌に育つんだとか。何はともあれ大きくておいしいウナギが食べられるようになれば吉報です。