8月31日 AIが支える

昨今AIの出現で世の中はどう変わっていくのか話題になっていますが今朝の日経に面白い記事が出ていました。それは「大阪王将」が群馬に建設した新しいギョーザ工場での出来事。工場が本格稼働する前、工場内では家庭用冷凍ギョーザの製造ラインに「不良品」ばかりを流していた。これはAIに不良品を判別させるための下準備で、付着物や型崩れなど様々な不良品をカメラで捉えAIがその特徴を覚えるためです。山本取締役は「無駄な作業や食材ロスを減らすにはDXが不可欠だった」といいます。冷凍餃子市場は今後も拡大する見込みで生産増強に注力するのだがそこで出てきたのが検品の負荷。チェック係を一人前にするには一か月の訓練が必要。さらに従来2秒に一パックの目視だったのが1パック1秒以上の早さが求めらている。そこで新工場では13台のカメラと3人のチェック係を配置することによって製造ラインの人員が3割減ったといいます。AIの支え例。