8月28日 読売歌壇栗木京子
今週の選も評なし歌から「小走りできびきび動く宅配の人に三度は言う「ありがとう」:木村由里亜」本当に彼らがいなかったら日本は物事が回わっていかないのではないだろうか。当たり前のように決められた日、時間に荷物が届くのはまったく彼らのおかげです。世の中が忙しくなりネットで物を買うことが多くなりました。何しろ便利ですし金額によっては配送料が無料の場合もあります。購入物の代金も運送屋さんに払えます。理屈をいうと彼らは一件いくらで配送を請け負っているので金を稼ぐためにやっているんだ かもしれませんがこの暑い中街中を駐車違反を恐れながら走り回るのは半端じゃありません。決して世の為人のために仕事をしている訳ではないでしょうが思わず頭が下がります。昔起業するための資金を貯めるのに若いうちに運送屋で稼ぐんだという人がいましたが今も同じなのでしょうか。その志は素晴らしいのですが身体だけは気を付けてくださいね。