7月13日 徘徊者
昨日も市が近所に設置してあるマイクで徘徊老人を探していました。「本日朝3時ころから新松戸方面で90歳の男性が行方不明になっています。身長は165cmくらい、やせ型、白髪。上はワイシャツで下は黒いズボン、赤いサンダルを履いています。お心当たりの方は最寄りの警察署にご連絡ください」などといった内容です。その話を妻にしたら家の近所でも同様のアナウンスがあったそうです。この暑さの中一体どうしているのだろう。お金は持っているのかしら、そのお金で冷たいものを買えるのかしら、どこか日陰で休んでいるのかしら、行き倒れになってないかしらなどと心配です。徘徊するからといって ベッドに結わえ付ける訳にもいかず、カギは締めても開けるんでしょうか。ご家族は見つかるまで心配でしょうね。こればっかりは私の意思とは無関係に起こりうる、そして現在ではまだ治療薬は開発されていない病気ですから困ったものです。