7月7日 朝から感動
今読売新聞朝刊の「時代の証言者」に加藤登紀子さんの事が載っています。今朝の内容は学生運動で3年8か月の実刑判決を受けた彼に結婚を求めたが3年もいなくなる男が君を束縛することは出来ないと断られた。彼が下獄してまもなく妊娠していることに気付き誰にも知らせず中絶することを決意し知り合いの産婦人科を訪ねたら医師の父親から「結婚できなくてもいいじゃないか。彼のために産みなさい」と諭されその瞬間「その通りです」と泣き崩れた。真っ暗だった心の中に光が差し込んだような感覚だった。面会は厳しく制限されていたので妊娠は手紙で伝え後面会が叶った。彼は後日この日を官式の愉快な結婚式だったと手紙に書いてきた。家族と所属事務所社長に結婚と出産の決意を伝えると反対はなく皆に喜んでもらえた。父親から「苦労するとわかっている男と一緒になるのか。お母ちゃんとそっくりやな」の言葉が心に残っていると加藤。感動の一コマ、台詞。