4月12日 黄砂の襲来

気象庁は今日から明日にかけて北日本から西日本の広い範囲で黄砂の飛来が予想されるとして注意を呼び掛けています。この黄砂なるものは日経新聞夕刊の説明によると中国大陸の砂漠地帯で雪解けが進み露出した地面が乾燥し、風によって砂が巻き上げられやすくなることで起き、舞い上がった砂が偏西風に乗って数千キロ離れた日本列島まで運ばれてくるのだとのこと。車のフロントガラスに着いた黄砂はワイパーを使うとガラスに傷が入るので洗い流した方がよさそうです。さすがに日本では中国のように空が黒くなったり視界が悪くなったり環境悪化に伴い外出を控えるほどの影響はなさそうですが、何しろ何千キロの飛行で空気中の浮遊物を一杯くっつけてくるのですから知らない間に例えばウイルスとか花粉とか動植物なども運んでくるのでしょう。人間が交流を始めるはるか昔からの自然現象で誰も止めることは出来ないのですからこちらから気を付けるしかありませんね。