2014年9月17日 営業担当者の雑記

先日広尾の山種美術館に「水の音ー広重から千住博まで」を見に行きました。それにしても東京には本当に沢山の公私美術館がありますよね。行ったことはありませんがパリ、ニューヨーク、ロンドンといった大都市にはそれぞれが立派な且その都市にふさわしい美術館があるようです。私は寄席が大好きですし、ジャンルを問わず音楽も大好きですので必ずしも都市には美術館が必要だと言うつもりは全くありませんがでもとてもありがたいことです。嘗て暮らしていた福岡、神戸、名古屋にもそれぞれ相応の施設がありましたがやはり東京は群を抜いて整っています。で「水の音」ですがとてもよかったですよ。浮世絵の雨、滝、鳴門の渦など水に関連したものをテーマにした日本画の展覧会ですが錚々たる作者の名画ばかりで感激しました。全くの私見ですが何となく西洋画より日本画の方が音を連想させる作品が多いように思います。今回の作品の中では千住博さんの滝シリーズが印象深く何回も繰り返し鑑賞しました。15日で終わりましたが機会があればまた拝見したいものです。