3月22日 読売歌壇栗木京子

今週の選は「孫娘はわれに眼鏡をかけさせて「この本読んで」と隣に座る:端山 徳子」私は基本的に子供や孫の話を好んで他人に話すタイプではないし、昨今結婚しない人さらに結婚はしたが子供が出来ないあるいは創らない人が増えて来たのでこの歌のような内容は好んでは話題にしませんがそれにしても「あるある」テーマです。一緒に暮らしているのか結構な頻度で会っている関係なんでしょうね。大好きなおばあちゃんに本を読んでとおねだりする孫娘はおばあちゃんには老眼鏡が必要なことが分かっているんですね。ねだられる方もそれを楽しみにしているのですからいい関係なんでしょう。でもおじいちゃんにとって孫娘は特別な存在なのでしょうからこの歌の状況はおじいちゃんがいないのかおじいちゃんはあまり孫娘に好かれていないのかちょっと気になるところです。