2014年9月9日 営業担当者の雑記

昨晩珍しく娘がお団子を買ってきました。それも餡も醤油もついていない極シンプルなもの。大体甘いものがあまり好きでなく増してしっかり和風。どうしたのかしらと思い聞くと「今日は中秋の名月だしちょっと食べたかったから」ですと。そういえばテレビでも岡山「後楽園」での月見を報じていましたが残念ながら当地は天気が悪くお月さんは全く見えませんでした。芭蕉は月見をする為に旅行をしたのだという珍説もある程ですので沢山いい句がありますね。「名月や池をめぐりて夜もすがら」「俤や姥ひとり泣く月の友」などはよく知られていますが「月はやし梢は雨を持ちながら」は凝ってはいますがその風情がよく伝わる好きな句の一つです。一茶の「名月をとってくれろと泣くこかな」はいかにも一茶らしく子供への愛情が溢れ優しいとても好きな句です。今でもまだゲームに毒されていない子供達、時々空を見上げてきれいな雲だねとかお月さんが欠けてかわいそうとかの会話をお母さんとしている子供達はもしかしたら普通に出てくる言葉かもしれません。しかも今年はスーパームーンなんですね。今日にでも一日遅れの月見が出来るといいのですが。