2月9日 東京五輪談合事件

遂に大会組織委員会大会運営局の元次長が捕まった。電通と二人三脚で受注調整をしたのが入札談合とみなされたようだ。それにしても今回のオリンピックは問題だらけでした。選手もスタッフも関係者はそれぞれ一生懸命にやり我々に感動を与えてくれたのですが運営の方がどうもいけません。規模が大きくなりすぎて結局イベントの専門家である電通に頼り私物化したのだろう。かつて必要悪だった談合は今は告発が強化されている。思い起こせば1984年ロスオリンピックでそれまで赤字が出すぎ開催の名乗りを上げる国・都市がなくなってきていたのを実業家のユベロス氏が大会組織委員長となり大改革をした。それがテレビの放映、スポンサーの協賛、入場料見直し、グッズ販売でこれによりおよそ400億円の黒字となりアメリカの青少年やスポーツ用に全額寄付された。この成功が五輪商業主義の発端だが今回の事件はそれが歪な形で表面に出てきたものでしょう。