2014年9月4日 営業担当者の雑記
今朝の日経に「不敗のコマ、世界一狙う」という記事がありました。中小製造業が直径2センチメートルのコマで技術とアイデアを競い合う「コマ大戦」でアルミ加工の斉藤プレス(千葉県鎌ケ谷市)が生み出した「斉藤モンスター」が2013年11月のデビュー戦以来公式戦無敗だとのこと。ルールはコマの直径2センチ以下で形状や重量材質に制限はなく二つのコマをすり鉢状の台で同時に回し、より長く回っているか、はじき飛ばした方が勝ちで大会優勝者は敗者のコマを総取り出来るというもの。強さの秘密は特殊な構造にあり回り出すと直径7センチにまで達する軸の周りの金属板が遠心力で二つ折りに開き近寄るコマをはじき飛ばすのだとか。科学の粋を集めてコマを回すと言うこの企画に大喝采。私達の地方では木製のロート型をしたコマで斜辺に溝がほられておりここに紐を巻いて地面に投げるものでした。関東の「べーごまー」とは少し材質、形態が違いました。ルールは「コマ大戦」とまったく同じすが確か相手のコマに自分のコマを投げつけてもよかったと思います。芯を尖らせた記憶がありますので。夢中になってコマを回したことを思い出しますが、打倒斉藤モンスターが全国、いや世界の中小企業の合言葉になっているという締めくくりにやけに感激しております。