10月17日 読売歌壇栗木京子

今回の選は「月は月「ここに旅して来ないで」と言ってる気がする満月の夜:浜田綾子」そうですねー。中秋の名月に合わせた歌でこの日の満月はとても大きくきれいだったのを覚えています。子供にお月さんの絵本を読んであげた記憶もあります。確かお月さんを取ってといった題名??遠くでまん丸お月さんが輝いているのは子供ならずとも神秘的で何か物語を思ってしまいます。ところがもうだいぶ前になりますが人間がお月さんに上陸してしまいました。足跡を付けながら宇宙飛行士がポーン、ポーンと跳ねていました。多分裏側に隠れていたお月さんは「何しに来たの、人の領分にズカズカ入り込んでくるのはよしてくれ」と思ったのかそれとも「お友達になろうね」といったのか?浜田さんは「来ないで頂戴」と聞こえたのですね。NASAによると月は宇宙旅行のメニューに入りそうですがその時は「月語」であいさつをしてほしいですね。一緒に地球見をしようとか。