10月12日 小惑星の軌道変化
今日の日経夕刊によると11日NASA(米航空宇宙局)は探査機を衝突させた小惑星の軌道が変化したことを確認したと発表した。将来、小惑星が地球に衝突するのを防ぐための軌道をずらす実験で、人類初の試みに成功したとしている。自動販売機ほどの大きさのDARTと名付けられた探査機を直径160mほどのディモルフォスという小惑星に時速約2.2万kmでぶつけ軌道を変化させたという。地球にぶつかる可能性のある惑星を早めに特定できていれば地球への進路をずらすのに十分な変化だという。ユカタン半島に小惑星がぶつかり一瞬にして恐竜が全滅しその後の地球の気候が大きく変わったということは本で読んだことがあるし最近でもロシア中部に隕石が落下し大変な被害が出たことも記憶に新しい。ディモルフォスほどの大きさの小惑星が人口密集地に衝突した場合未曽有の災害をもたらす可能性があるとのことで今回の成功は人類にとって大きな出来事です。