8月18日 脱・昭和

「もはや昭和ではない」内閣府は6月に公表した男女共同参画白書にこんなフレーズを載せて「脱・昭和」を呼びかけた。これは今日の日経夕刊「生活」の書き出しです。働き方や女性活躍など昭和とはすっかり様相が変わっているのに「滅私奉公」「長時間労働で休みが取れない」「社内飲み会に参加が必須」といった価値観やシステムがそのまま残っており昭和の習慣や考え方をどのように乗り切ればいいのかという問題提起です。単身世帯の倍増などの図表を示しながら、「学び直しが一つの解になる」すなわちDXによる生産性向上、SDGsを意識した商品開発、多様性重視の組織作りなどの今日的な課題に向き合うことが結果として脱・昭和に結びつくというトレンド評論家氏の言葉で締め括っているのがいかにも日経らしいのですが、今の時代に企業が生き残っていく為には「考え方を変えられない人達」は経営者も含め速やかに退場した方がよろしいようですね。