2014年8月7日 営業担当者の雑記
今朝は台風の影響なのか風がとても強く電車の線路わきに生えている雑草が大きく揺らいでいました。
青空、風。突然宮崎駿監督の「風立ちぬ」を思い出しました。とても青い空に白い雲が浮かび飛行機が一機、二機、三機やがて空一面にあふれていくあの画面は鮮明に覚えています。あの作品を最後に宮崎さんは監督業を引退したのですね。底抜けに青い空にはいくつもの想い出があります。映画マンマ・ミーアの海岸、甲子園球場に母校の応援に行った時、シドニーオペラハウスの上に広がる海と空、吸いこまれるような青色はなんだかぐちゃぐちゃなものを一括りにして全部持って行ってしまうそんな感覚があります。色彩心理学的では気持ちを鎮め心を落ち着かせる色となっていますがそれ以上に心を空白にしてしまうような気がします。
夏真っ盛りの青空のなか通勤途中の森の木々が風に揺れ蝉の声もいつの間にかアブラゼミからヒグラシに代わりました。今日は立秋。秋きぬと目にはさやかに見えねども風のおとにぞおどろかれぬる(藤原敏行)