7月6日 食品の6割値上がり
全国のスーパー約470店の販売データを集める日経POS(販売時点情報管理)情報をもとに主な食品60品目の店頭価格の推移を分析すると60品目中37品目(62%)で1年前より高くなっていたと報道されていました。特に食用油(11%)、マヨネーズ(15%)など12品目で上昇幅が5%を超えた。大手スーパーの担当者は「今回の値上げは原材料高はメーカーだけで吸収できる水準ではなく小売りも消費者に転嫁せざるを得ない」とのコメント。一方所得がそんなに増えていない消費者は①買控え②安い商品に変更をすることになりマーガリンは数量ベースで11%ダウン、しかし代替が難しいマヨネーズなどは売上増。さらに60品目中57品目で確認できたPBと呼ばれる自社開発商品は7割の品目でシェアを伸ばしているとのこと。帝国データバンクによると秋には清涼飲料やビールの値上げが予定されているとのことで売る方も買う方も大変になってきます。