2014年7月30日 営業担当者の雑記

昨日の読売新聞夕刊「よみうり寸評」におもしろい記事が載っていました。九州大学で日米1万人以上を調べた結果、血液型と性格の関連性に科学的根拠はないとの結論が出たとの事。私は元々血液型には全く関心がなく、ましてそれが人間の性格を表すなどという事はあり得ない、人類誕生以来引き継いできた色んな組み合わせに依り出来た「私」の性格がたった四つに分類されてしまうのは乱暴すぎると思っていましたので極当たり前の結果だと思います。他人の性格をよく知りもしないで○○の血液型だからこんなタイプの人だとか、酷い時にはこの血液型とこの血液型は相性が悪いので部下にするにはよくないといった人事管理にまで持ち込む人がいるとも聞いたことがあります。ほとんどおまじないとか占いの世界なので酒の席での盛り上がり、男女の中を接近させる為の小道具に使われるのには大変結構なことですがそれだけに留めて欲しいものです。元来私達は他人に、ある種のレッテルを張り勝手にその人と成りを決めつける傾向がありますが外見と違う優しさとか初めとっつきにくかった人が実はとても気遣いをする人だったとか予測外れは数々経験しています。他人との出会いには先入観を持たずその人の全体を見ていくように心がけたいものです。