4月27日 勝利至上主義やめます

今日の日経夕刊に「勝利至上主義やめます」というタイトルの記事がありました。高校野球で神奈川の強豪慶応高が知的障害のある高校生も甲子園を目指せるようにしようという「甲子園夢プロジェクト」との合同練習を行い、「勝たないと意味がない」というスポーツはいろんな弊害も出てくるがこのプロジェクトとの連携は非常に大きな意味を持つものだったと宮原主将。また近隣の小中学校向けの野球教室を開いたり同じ流れで「脱トーナメント」の動きも出てきている。球数・球種制限バントは1試合二度までとルールも工夫されているとのこと。最近柔道でも小学生の全国大会をやめるなど勝ち負けだけに拘らずスポーツを楽しめるようにする動きが出てきており非常に結構なことだと思います。体がまだ出来上がっていない子供たちに勝利だけを目指しコーチが無理を強いたり時に暴力をふるったりというのは「楽しむ」というスポーツ本来の目的を見失っていると思います。