2014年7月24日 営業担当者の雑記

会社の行き帰りに「さるすべり」が咲いているのを見かけます。
この花は毎年忘れずに花を付けます。多分樹勢が強いのでしょう街路樹にもなっています。個人の庭にも公園にも寺院にも鎮守さんにもどこにでもこの木はあります。そして花の時期は7月中旬頃から9月末まで夏をまるまる彩ります。色も紫、白、ピンク、オレンジなど様々で大好きな花の一つです。殊更艶やかなわけではないのだが小さな花が一杯に付きひと塊りになっていたり枝に沿ってびっしりと花を付けていたり、若木は葉が少なくただただ花を付けていますが老木には生い茂る葉の中にしっかりとその存在感を見せている花があります。私は鎌倉極楽寺の「さるすべり」を始めて見た時大感激しました。かなりの年代物のようで枝を四方に大きく張り出し背丈も4,5mはあろうかという大木です。写真をとるにもその全景を入れるのはちょっと無理なようです。お堂の前から桜の木の隙間から庫裡からあちこちから眺めようやくその姿が分かります。どんなに暑い盛りでも木陰に入ると涼しく感じます。鎌倉には百日紅があるお寺さんが多いような気がしますがそんな中極楽寺のは毎年見たい花の一つです。