3月7日 山岳会会報

過日前職の先輩から長崎大学山岳会の会報が送られてきました。彼は学生時代長崎大学山岳会のキャプテンでヒマラヤ遠征もしてきた山の強者です。退職後は原稿集めから校正、印刷まで一人で請負ってきましたが近年「ちょっとしんどいので変わってもらうわ」といっていましたが今回でお役御免のようです。もう50年、60年経ち昔の山男、山女達もそれぞれ妙齢を少し超えた年齢になってきました。私は山岳部とも長大とも無縁ですがその彼らの寄稿文がなかなか面白く楽しみに読んでいます。先輩が「登りたい山から登れる山」になってきたと書けば会長さんはそれを受け「登れる山から見る山」になってきたといいます。「山岳紀行」と称し欧州アルプスでの登山や北海道ニセコでのスキーの話を書いている人もいますがもっぱら「里山登山」に切り替えた方が多いようです。苦しかった合宿でぶっ倒れた思い出を懐かしく語っている女性会員の話も面白かったな。