1月13日 蝋梅とジンチョウゲ

今朝家のそばの庭に蝋梅が蕾を付けているのを見つけました。毎年満開の時期には優しい香りに包まれて帰宅するのを楽しみにしているお家です。かなり大きくはなっていますが開くのにはもう少しかかりそうです。と気を付けて見ていると他にも花が蕾を付けています。あの、私を香りで悩殺する「ジンチョウゲ」です。蝋梅より後に咲き蝋梅よりはるかに強烈なにおいです。蝋梅がもしいるとして高貴で若い女性の香りとしたらジンチョウゲはもう少しお年を召したそして人生経験も踏まれた悪魔的な美女の香りとでも言えばいいのでしょうか。蝋梅はむせ返るということはありませんがジンチョウゲは花に近づいて嗅ぐと本当に脳髄をえぐります。花の香は昔の出来事と一緒なってある種の情景を浮かばせるのですがジンチョウゲの場合はそんな感傷とは無縁で只管の香りです。香りに包まれるというより香りが襲ってくるという感じです。是非二つの花を堪能してみてください。