2014年7月9日 営業担当者の雑記

昨夜のニュースで川端康成が学生時代婚約者にあてた未公開の手紙が鎌倉の川端邸で見つかったと報じられていました。11通見つかった内10通は彼女からで1通は結局投函しなかった川端のもの。川端康成はとても物持ちがよくて色んなものを捨てずに取ってあったとのことでこの手紙もその一つのようです。日本を代表する文学者でノーベル賞も取った方なのですべてが研究の対象になるだろうし、ましてこの非恋が後の代表作「伊豆の踊子」にも影響を与えたとなれば研究者ならずとも興味津津。16日に岡山県立美術館で公開されるとの事。川端のような有名人でもなければ世間に研究の対象になるような人間ではない私としては何の心配もいらないのだが、でも恥ずかしいなア。22歳の時に書いたラブレターが仮に残っていて降ってわいたように現れてきたら。当時は多分真剣だったとしても「そんな時代もあったね」と笑い飛ばせない内容だと思うなア。今のように携帯もなくまだ手紙が結構使われていた時代。