11月26日 尿管結石

今日の日経夕刊に作家の万城目学氏がプロムナードという欄に「尿管結石 アメリカ」と題した文を書かれていました。氏は5年前に第一撃が訪れたというがその時のことを「痛い痛い痛い痛い」と声に出し続けるしかないくらいの痛みに襲われ続けたが二時間後には何事もなかったように痛みが消え元に戻ったという。私も学生時代この厄介な病気になり下宿から最寄りの病院まで唸りながらタクシーで行き、待っている人を押しのけ早く診察してくれと頼んだ。結石だと分かると医師は鎮痛剤をくれ自分の病院では手術できないので実家の病院に行くようにと言われた。鎮痛剤のおかげか石の破片は流れたのか痛みは消えすぐ実家に向かったがまだ新幹線のない時代実家までの数時間痛みが再発しないことだけを願っていたのを思い出します。病院では開腹して石を取り出し無事痛みから解放され以降出ていませんがひたすら痛みに耐え七転八倒するあの経験だけはしたくありません。