10月6日 ノーベル物理学賞
昨日ノーベル物理学賞が発表され米プリンストン大学上席研究員の真鍋叔郎氏が受賞されました。授賞理由は「地球温暖化を確実に予測する気候モデルの開発」とのこと。ご本人もいっていますが物理学賞は今まで素粒子とか宇宙とか話を聞いてもチンプンカンプンなものが多かったのだが今回は身近な問題として理解できる内容です。氷河がどんどんなくなっていき、シベリアの永久凍土が融け、大干ばつ、山火事、風水害などかつてとは比較にならない被害が出始めています。60年前にCO2濃度の上昇が地表温度の上昇につながることを実証した真鍋氏の研究は、当時ほとんど世間の関心を得られなかったようだがCO2による天変地異が現実問題となっており世界中が知恵を出し合いCO2の発生を抑える努力を始めた今地球がこれまで同様人間にとっていい環境である続ける為何をしなければならないかという危機感を人類に発したという意味で大変意味のあるものだと思います。