9月16日 名前の由来

日経夕刊に歌人の小池光氏が名前という題で一文書いていました。娘が学校で名前の由来を聞いてくるようにいわれ「夏至」に生まれたので「夏」としたというとそんなことで名前を付けたのかと泣かれたので尊敬する樋口一葉という小説家の本名を借りその生き方と人間を学んで欲しかったので「夏」にしたというとまんざらでもない顔をして学校に行ったと。彼は誰でも間違いなく読めてちょっと味のある名前がいいと思うというのですが私の場合はまず読みやすく、ゴロがよく、明るい感じの「漢字」を選びました。結果的に「よう、そう、ゆう」と全員に「う」が付くことになりました。小池氏は昨今キラキラネームでどう読むのか見当がつかない名前が多いとも書いていますが確かに洋風、当て字が多くまた女の子に「子」が付くのは本当に珍しくなりました。確かに名前は大切ではありますがあまり凝るのも、大きすぎるのも付けられた人は複雑でしょうね。