2014年6月20日 営業担当者の雑記

6月と言えば千葉県は房州枇杷の最盛期です。毎年皇室にも献上するという初夏の代表的な果物で、5月のハウスものから6月は露地ものの出荷と正に旬の味です。実はこの枇杷が会社への通勤途中に1本鈴なりに実を付け熟したのが落果しているのです。大きさも決して小さくはなく極普通サイズ。当家の食卓ではとんと見たことがありませんのでお店での値段も知りませんがあれだけの実を買うと大変な金額になりそうです。枝に付いている実は結構高い所にあるのでさすがに卑しい私も千切って試食タイムと言う訳には行きません。残念。ところでこの枇杷は太古の昔から薬効豊かな木として知られており奈良時代の光明皇后が作られた施薬院ではその葉を炙り手でもんで患部にこすりつけるという治療が行われていたとか。最近この薬効があらためて見直されておりその葉また種の商品が密かなブームになっているのですって。私はといえば何しろその美味しさを数個味わいたいだけなのですが。