2014年6月11日 営業担当者の雑記
今朝も通勤時に一瞬ですがパラパラきました。何時雨が降るか分からないのでこの時期傘は必需品です。これが「梅雨」なんでしょう。ところでこの「梅雨」ですが確か婆サマは昔「バイウ」といっていたように記憶しています。物の本によると揚子江流域では梅の実が熟す頃なので「梅雨:バイウ」とか、黴が生えやすい頃なので「黴雨:バイウ」が転じ「梅雨」になったなどと書いていますがそのままでは少し季節感が合いません。また日本で「梅雨:ツユ」と呼ぶようになったのにもこの時期木の葉に露が一杯つくとか梅の実が熟して潰れる「潰ゆ」など諸説あるようです。蘊蓄はともかく最近私は勝手な説を考えています。通勤途中に梅の木が沢山ありまして春には花も楽しめますが今の時期青いのやら少し黄色になったのやら沢山の梅が潰れてあるいは丸いまま落ちています。そしていかにも甘酸っぱい、梅干しとはまったく違う独特の香りが漂っています。落ち梅が辺り一面に薫るのでこの時期の雨を「梅が潰れ香る時期の雨:ツユ」と呼ぶという説は如何でしょうか。