5月11日 サイバー攻撃

昨日アメリカ最大の石油パイプラインがサイバー攻撃を受け停止したと報じられています。このパイプラインは米南部とニューヨークなどの東部を結ぶエネルギーの大動脈で米運輸省は緊急措置を導入しFBIが即座に捜査に乗り出したとのこと。重要インフラへの攻撃は世界各地で相次いでおり、2月には幸い職員が画面上の不審な動きに気づき事なきを得たが、フロリダ州で浄水施設が攻撃され水道施設の化学物質が有害な濃度になった事件もあった。今回の犯行は盗んだ情報を「人質」にして金銭を要求する「ランサムウェイ」というコンピューターウイルスでFBIはハッカー集団「ダークサイド」の犯行だと明らかにした。ダークサイドは「政治には関心がなく目的は金を稼ぐことだ」と言っているが何とも物騒な犯罪です。世界各国を相手に悪頭脳戦を挑むこれら不気味な集団がいつの間にか重要施設の中枢に潜り込み「いうことを聞けさもなくば、、」と脅かすのですね。