2014年6月6日 営業担当者の雑記
先日行方不明の認知症患者が1万人を越えると言う報道がありました。会社の傍にある松戸市の連絡用スピーカーからも数日おきに行方不明になったお年寄りの情報がアナウンスされます。体が丈夫な認知症患者はどこにでも出かけて行き戻れなくなってしまいます。住所、名前が言えるといいのですがそうでないと調べようがありません。顔写真を撮りその一覧がネットを通じて見られるといったシステムが思い浮かびますが個人保護法、犯罪の誘発などで難しければこの際役所の垣根を取っ払い認知症の方に住所、氏名などを書いたチップを体を傷つけないで付け、それを読めるようにすればいいと思うのですが。お世話をしている人達は八方手を尽くして探してもよその町に行ってしまうとなかなか分からないし、まして何百キロも離れた場所に行ってしまうとどうにもなりません。患者は分からないまま保護された場所に何年もいるといった話もあります。それまで介護で大変な思いをしてきたご家族にとって生きているものやら死んでしまったものやら生死不明のままで終わるのは何とも報われない話です。