3月30日 スエズ運河再開
今月23日にスエズ運河で座礁した大型コンテナ船「エバーギブン」の離礁が成功し29日夜3日半ぶりに運河の通航が再開したと報じられています。アジアと欧州を結び世界の海上輸送の1割強が通過するというスエズ運河の通航が平時に止まったことは以前にもあったのでしょうか?幅300mしかない運河で長さ400m幅59m超20万トンの大型船が座礁したのですから大変なことです。運河内や両端で足止めされた船は422隻にのぼりエジプトスエズ運河庁は通過し終えるのに3日から3日半かかるとの見通しを示したとのこと。満月で満潮時の水位が特に上がる大潮の機を利用し、タグボートで座礁していた船を動かしたようだが満月の時期が近くてよかったですね。もしかしたら復旧まで一月近くかかる可能性もあったとすればその経済的損失は計り知れないものになっていたのでしょう。保険で支払われるのでしょうが1日遮断すると15億円かかるのだとか。