12月3日 餅搗き
今朝会社に来る途中のお米屋さんの入り口に「のし餅承ります」とありました。そうですねもう正月用餅の季節になったのですね。昔実家には「賃搗」といってこの時期になると三人一組の餅つき屋さんが近所を回っていました。彼らの杵は通常のものより一回り小さく、つく人が三人いるので「ペッタン ペッタン」というリズムではなく「ペッタン ペッタン ペッタン」であっという間に一臼搗きあげていたのを思い出します。搗き立ての餅を大根おろしに醤油を垂らして食べるのは最高です。のし餅には豆や海苔を入れたり赤く色を付けたのもあったように思います。まずは雑煮でさらに暫くは焼餅で、餅が固くなると小さく切りあられにして油で揚げたり焼いたりして食べていました。丸めて黄な粉を付けたりあんこを入れたりもしていました。最後はカビを洗い水餅にしていました。今では見かけなくなりましたが餅つきの雰囲気は大好きで今でも鮮明に覚えています。