11月30日 寒い朝

今朝は前夜の天気予報で寒くなるという話だったので外していた裏地をコートに取り付けました。朝は快晴。西の空は真っ青、南の空はウロコ雲。裏地を付けて正解でした。好きな俳人川崎展宏に「冬と云う口笛を吹くやうにフユ」という面白い句がありますがまさにそんな天気です。口を開くのが大義というほど寒くはありませんが空気が澄みわたり顔の皮膚に緊張感があり思わず口を尖らし「フユ」と発声してみる、そんな衝動に駆られる天気でした。ところでボチボチ花がなくなる時期になってきましたが我が家の近辺ではやたら「皇帝ダリア」を植えているお庭をよく見ます。何しろこの花人間の背丈をはるかに超すほどとても背が高くすこし風があるとゆらゆら揺れ地味なピンクの花が大仰に振れます。今日のように風のない日はスックと姿勢よく伸びており如何にも皇帝のようです。名前の由来は知りませんが。11月も最終日。いよいよラストスパートですね。